ミスチフといっしょ

白文鳥の飼育記録。2016年9月中旬生まれ。

お迎えから一週間が経った

ここ数日の成長が著しい。

体つきはもちろん、できることも少しずつ増えてきて見守るこちらも嬉しい。

 

まず、ますます羽が生えてきてほぼ身体中を羽毛が覆うようになった。

胸のあたりにふわふわの綿毛のような羽が生えたかと思うと、瞬く間に身体を包むようになり、やがて上質なシルクのように光沢ある体毛へと変化した。ふわふわの綿毛は少し惜しい気もするが、きちんと成長を実感できるのは嬉しい。

いがぐり頭も少しずつではあるが毛が生えてきて短髪程度には揃ってきた。身体まわりがしっかりしてきたので、さし餌の時餌がまだそのうに残っているのか確認するのも一苦労。羽毛をかき分けないとよくわからない状態に。

 

f:id:totoko12:20161010210534j:plain生後3週目。まだ雛らしさが残っている。そのうがいっぱいなのに餌を求める。

 

この頃から一人餌の練習を始めた。まだ早い気もするけれど、頻繁に底材をはみはみ噛んでいるので興味はあるのかもしれない。さし餌の後、残った粟玉を新聞紙の上に撒いてみる。最初は知らんぷりをすることも多く、つついてみるだけで終わってしまう。何度か繰り返すうちに口の中に入れてもごもご咀嚼するところまで進歩。なぜか噛んでいる最中に口からこぼれ落ちてしまう。口に入れてはこぼして、こぼれたのを発見しては口に入れてを飽きるまで繰り返し遊んでいる。

一人でも練習できるようにケースの中に少量の粟玉と粟穂を入れてみた。食べることはできていないがつついていることはあるのでしばらくは様子見。

 

あまり鳴かないところが心配だったのだが、この頃はケースの前を通るたびに鳴いて餌を求めるようになってきた。首を伸ばして口を開ける姿がかわいくて、つい焦らしていたらとうとう自分で飛んでケースを出てきた。まだ「飛んだ」というよりも「跳んだ」という感じで10cm程度が限界だが、それでも自分の身長以上の長さを跳んだことは素直にすごいと思う。

 

f:id:totoko12:20161010211453j:plain高いところはまだ無理だけれど、このくらいの高さなら自分で跳んで止まり木に掴まることもできる。

 

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体重は朝の時点で19g、夜最後のさし餌前は21~22gまで増え、ひとまず軽すぎるという状態は脱した。

さし餌後や寝るときの開港呼吸はあいかわらず見受けられ、鼻まわりのくちばしが少し荒れているように見えるところ以外はいたって健康そう。

おおよそ生後20日頃

お迎えから5日。正確な誕生日がわからないから何とも言えないのだけれど、9月15日に生まれたとしたら今日で生後21日目。背中やそのう周りも羽毛に覆われていて、飼育書や成長度合いを載せたHPと比べても誤差は少ないかと。羽を広げた後の胴体部分がまだ肉々しかったり、いがぐり頭だったりとまだまだ雛らしさは残るけれど初日に比べるとだいぶ鳥っぽくなってきた。

 

少し心配なことがある。まず、さし餌後ケースに戻すと大口を開けて呼吸をしているのと、たまに片目を閉じることがあること。見ようによってはあくびをしているように見えなくはないし、しばらくすると収まるので満腹で疲れたと取れないこともない。同時に、ぷちぷちという音が聞こえるような気もする。ただ、ぷちぷちなのか嘴を噛み合わせるかちかちという音なのかよくわからない。ネットで調べても文章だけだとよくわからないので注意が必要!

 

また、鳴き声が少し弱弱しい気もする。雛のうちだからこんなものだと言われればそういうものかもしれないが、初日はもっとお腹の奥から絞り出すような音だったような。前述のことと合わせて、ちょっと呼吸器系が弱いのかなとも思える。

 

そのうは赤くなっていないし、食欲も旺盛、便もきれいな色・形をしているのでとりたてて危険な状態ではないと思いたいが、落ち着いたら一度動物病院に連れて行った方がいいかも。

 

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飼育3日目。この2日の間に羽周りの羽毛がだいぶ生えてきた。

 

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本日の様子。脚でしっかり掴むようになり、少しの間であれば歩き回れるようになった。ひよこみたいによちよちしていてかわいい。

 

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さし餌のとき、床に降ろしてあげると、プラケースの蓋に隠れようとする。まだ慣れないのか、臆病な性格なのかこの状態で餌をねだってくる。

 

体重は朝のさし餌前の状態で17g、夜最後のさし餌前で20g

増えたとはいえ、まだまだ一般的な雛と比べると小柄なのではないか。

白文鳥の雛をお迎えした

10月1日(土)某大型チェーンのペットショップに白文鳥の雛を迎えに行った。

前日に電話で確認したところ3羽いるとのことだったが、今季の文鳥の雛は出回ったばかりであることに加え、あいにくの天気で足を運ぶお客も多かろうということで、急きょ迎えに行くことにした。本当は晴れの日である翌日のほうが文鳥のためにも良いとは思ったのだが、店頭からいなくなってしまったら元も子もない。

 

実際にお店に行ってみると想像していたのとは違くて、ショッピングモールにある所謂「ペットショップ」という感じの外観。他の動物と雑多に販売されていると健康面など心配ではあったけれど、目にした雛たちに大きな問題は見受けられなかった。

 

オーキド博士を前にした気持ちで3羽を見比べてみるが、すごく悩む。覗き込んだ瞬間にこの子だ!という感じはなく、それよりも餌を求めて鳴く姿のほうが印象に残った。聞いてみると一日三回さし餌を行っており朝にあげたきりだという。15時をまわった頃なのに朝しか食べていない。そんなの人間だってお腹空くし、ましてや生まれたばかりの雛ならいわんや。

 

さんざん悩んで、一番羽が白い子に決めた。実際に見た感じでは大人しそうだったが前日に撮ったという写真では元気よく餌を求めていたし、真っ白な羽と赤い嘴のコントラストに憧れていたから。

 

9月中旬生まれということだけれど、ちょっと体重は軽く16gしかない!

飼育書の写真と見比べると、生後16か17日くらい。ちょうど9月15日前後の生まれかな。

お迎え当日は緊張していてご飯を食べないこともあるとはよく聞くけれど、ぜんぜんそんなことはなくて育ての親を近づけると、元気よく鳴きぱくぱくと食べてくれた。お腹が空いたからと言って鳴いて催促することはないが、さし餌を近づけると問題なく食べる。大人しい反面ずぶとい性格もしている!

 

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お迎え当日の夜の様子。全体的にまだ肉の部分が見えていて大丈夫かなと心配になる。

 

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二日目の夜。一日で大分羽が生えて肉の部分が隠れてきた。

与えるさし餌の水分が過多なのか、少し便がゆるかった。さし餌難しい